ブローでそんなに変わるものなの?
2017.5.30ヘアケア
こんにちは。訪問出張ヘアサロンのアプローズです。先日、友人とおしゃべりをしていたらなぜだかブローの話しになり、「ブローのやり方でずいぶん変わるんだよね~」と何気なく言った一言に、「えッ!ブローってそんなに大事なの??」と大きなリアクションが返ってきたことが衝撃でした。
ブローは、大事です。ボリュームが出たり落ちたり、艶があったりなかったり、そういうことはもちろんそれぞれの髪質によるところが大きいですが、それでもブローを上手にすれば、かなりカバーすることができます。そこで今回は、上手なブローのやり方をご説明しましょう。
ブローをする上でまず覚えておいてほしいのが、「乾かしたように形がつく」という鉄則です。例えば洗濯物でも、シワくちゃのまま干すとシワくちゃのまま干しあがり、そのシワをとるのはなかなか大変です。干すときに叩いたり振ったりしてシワを伸ばせば、干しあがりもキレイです。
髪の毛も同様で、濡れていた髪が渇くときに、癖づけられた形をある程度までキープします。ですから、ブローのときにボリュームを出したいのか抑えたいのか、ストレートに伸ばしたいのかカールをつけたいのか、といった仕上がりのイメージを持つことが大切です。
クセを正したい場合は、ブラシで伸ばしながら丁寧にドライヤーを当てましょう。髪を下に軽く引っ張りながら根元にドライヤーを当てるとボリュームが抑えられますし、手で髪を持ち上げながら根元にドライヤーを当てるとボリュームが出ます。髪の毛に艶を出すには、仕上げに冷たい風を当てると効果的です。髪を覆っているキューティクルがキュッとしまって、髪の表面が滑らかになるからです。
さらに、ブローの前にブロッキングをすると、格段にブローがやりやすくなります。ブロッキングというと、「難しい」「面倒くさい」という気持ちが先に立つようですが、やってみると案外簡単で、そのあとの仕事のやりやすさを思えばかえって楽なくらいです。時間に余裕があるときに、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。