髪の毛のサイクル
2017.5.15ヘアケア
こんにちは。訪問出張ヘアサロンのアプローズです。最近の休日は、サイクリングを楽しんでいます。富士川から由比へと続く海岸線にはサイクリングロードが整備されていて、海岸線沿いを走るのはとても気持ちが良いです。
そんなわけで、今回は髪の毛のサイクルについてお話ししようと思います(^^;)。皆さん、「髪の毛一本いっぽんの寿命ってどれくらい?」と一度は疑問に思ったことがあるでしょう。答えを先に行ってしまうと、男性で2~5年、女性なら4~6年くらいと言われています。詳しく見ていきましょう。
そもそも髪の毛とは、「毛乳頭」にある「毛母細胞」と呼ばれる細胞が分裂を繰り返して長く、太くなったものです。この髪の毛は通常、3~5年成長し続けますが、やがて成長スピードが落ち、成長が完全に止まって、自然に脱毛します。脱毛した後には新たな細胞が太り始めるという訳です。
「毛乳頭」は髪の毛の栄養供給源で、毛乳頭が壊れると毛が生えてこなくなりますが、これはめったなことでは壊れません。つまり、髪の毛の量が多い人も薄毛の人でも、毛乳頭の数にはあまり変わりがありません。
ではなぜ、薄毛が発生するのかというと、髪の毛のサイクルが短くなることによって起こります。例え髪の毛の本数が同じだとしても、髪の毛のサイクルが短くなると、髪の毛が抜け落ちるまでに十分に太る(成長する)ことができず、髪の毛のサイクルが長い人に比べて髪のボリュームが少ないように見えるのです。
髪の毛のサイクルが短くなる原因としては、主に以下の3つが言われています。
①頭皮の環境が悪い ②ストレス ③遺伝
遺伝やストレスはどうしようもないかもしれませんが、正しい方法で髪を洗ったり、マッサージをして血行促進をすることである程度、毛乳頭の働きが活発になるような努力をすることはできそうです。
「最近、髪の毛が薄くなった気がする…」という方も、あまり深刻に考えるのは却ってストレスの原因になりかねません。できることを前向きに考えて、楽しい努力を重ねましょう。