正しいブラッシング法って?
2017.2.28ヘアケア
こんにちは。訪問出張ヘアサロンのアプローズです。前回はブラッシングの効果についてお話ししました。ところが間違ったブラッシングを続けていると、逆に髪を傷めたり脱毛や薄毛の原因になることがあります。今回は、正しいブラッシングの方法やブラッシングの際に気を付けたいことについて取りあげてみたいと思います。
次に挙げるのは、よくある間違ったブラシの使い方です。
①いきなり頭頂部からブラッシングする。
②手荒なブラッシング。髪を引っ張りながらのブラッシングする。
③汚れたブラシを使い続ける。
あなたは、ブラシをかけるときに頭頂部からブラッシングをしていませんか。実は、ブラシは毛先からかけていくのが正解です。とくに髪の長い人は3~4つの段階を踏んで、まず毛先の絡まりをほぐし、次に少し根元に近い方から毛先までとかし…と少しずつ頭皮に近づいていくようにブラッシングします。ショートヘアの方は、そんなに気にすることはないかもしれませんが、寝癖がついていたり毛先が絡まっていたりした場合は、根元からガシガシとブラッシングするのではなく、毛先を中心に丁寧にとかしましょう。
また、ブラッシングをしながら髪を引っ張ったり、力任せにブラッシングしたりするのは考えものです。朝の身支度の際など、急いでいるとついつい雑になってしまいがちですが、雑に扱えば髪の傷みの原因になります。
③については、思い当たる節がある人も多いかもしれませんね。ブラシは皆さんが思う以上にホコリや皮脂で汚れているものです。「ブラシなんて洗ったこともない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、できれば1~2週間に1回くらいはお手入れするのが理想的です。ただし、木製のものや天然毛が使われているブラシは、あまり頻繁に水につけるとカビが生えたり傷んだりすることがあるのでほどほどにしましょう。
最後にブラシをかける際の注意点ですが、乾燥した髪にブラシをかけると、抜け毛や切れ毛になってしまう場合があります。髪の毛が乾燥している場合には、ブラッシングの前にヘアオイルやヘアクリームを使うことで櫛どおりが滑らかになり、髪への負担が減ります。洗髪前だと、「これから髪を洗うのに?」という気持ちが先立つかもしれませんが、霧吹きなどで髪に水分を与えるのも効果的です。静電気が起こりづらくなり、櫛どおりもよくなるのでオススメです。