ヘアーブラシの正しい選び方 

2017.1.31ヘアケア

こんにちは。訪問出張ヘアサロンのアプローズです。最近、小さな買い物をしました。ヘアブラシです。昔からヘアブラシを選ぶのが好きで、新しいブラシを買うと少なからずワクワクしてしまいます。今はブラシもいろいろな種類のものが出ていて、選ぶのが楽しいですね。

宣伝文句もパッケージも各種各様で華やかなブラシ売り場ですが、実はブラシには用途や目的に応じたいくつかの種類があって、使う人の髪質によってもさまざまな工夫がされているのをご存知でしたか。今回は、ブラシの種類について説明したいと思います。

さて、ブラシには大きく分けると次の4つがあります。
①ロールブラシ
②マンデンブラシ
③クッションブラシ
④スケルトンブラシ

順を追って説明していきましょう。

まずロールブラシですが、これはブラシの軸に対してすべての方向に毛が植わっているタイプのブラシです。美容院で仕上げのブローをするときには、必ずといってよいほど登場します。文字通り、クルクル回しながら使うことができ、髪の毛にカールをつけたいときだけでなく、しっかり伸ばしてストレートに癖づけたいときにも便利です。

一方で、マンデンブラシというのは、「ヘアーブラシ」と言って皆さんが真っ先に思い浮かべるようなブラシです。目が細かく髪の毛をしっかりとかすことができるので、髪の毛のボリュームダウンが期待できます。

もう一つのクッションブラシも、マンデンブラシと似たような形です。マンデンブラシとの違いと言えば、ブラシの毛が植わっている部分がクッションになっていること。これによって、マンデンブラシに比べてあたりが柔らかく、ソフトな使い心地になります。地肌の負担が減るので、枝毛や切れ毛に悩む方にはお勧めです。クッションブラシで頭皮をマッサージすると、血の巡りが良くなり、髪にツヤが出たり抜け毛を減らしたりできます。

スケルトンブラシは、ブラシの毛と毛の間隔が広いのが特徴です。大まかに髪をとかすことができるので、「ブラシに髪の毛が絡む」といったトラブルとはほとんど無縁です。セットした髪の毛を軽く崩してこなれ感を出したいときなどにも重宝します。

このように、ブラシの種類によって使うシーンは変わってきます。スタイリングに使いたいのか、マッサージ目的なのか、あるいは寝る前にとかしたいのか、といったことによっていくつかのブラシを使い分けることができるようになれば、オシャレ上級者の仲間入りです

今度ブラシ売り場を覗くときは是非、気にして見てください。

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